LEDパネルを自作する方法
LEDパネルを購入したいが、より安く済ませるために自作をしてみようと思います!
LEDパネル自体はシンプルな作りの商品ですが、パーツをそろえたり、組み上げるのは意外と大変かもしれません。
作成の過程を写真と共にレポートしていきます。
LEDパネルとは
LEDパネルとは、簡単に言うと「光るポスターフレーム」です。
フィルムやポスターなどの掲示物を、背面から光をあて明るくする商品です。
店舗の看板や展示会などで使用されていることが多いので、ご覧いただいたことがある方も多いと思います。
ご自宅で趣味のポスターや写真を飾るのも良いですね。
LED仕組みはシンプルです。
フレームの部分にLEDの素子が仕込まれており、中央方向に向かって光を照射します。
それを「導光板」という特殊な加工を施したアクリル板を通し、光を屈折させて盤面全体を均一に光らせております。
導光板にはドット柄のプリントが施されております。
背面には光を反射させるシートがついております。
この導光板を使用することで、少ない電力でムラなく均一な発光させることが出来ます。
フィルムやポスターなどの掲示物を、背面から光をあて明るくする商品です。
店舗の看板や展示会などで使用されていることが多いので、ご覧いただいたことがある方も多いと思います。
ご自宅で趣味のポスターや写真を飾るのも良いですね。
LED仕組みはシンプルです。
フレームの部分にLEDの素子が仕込まれており、中央方向に向かって光を照射します。
それを「導光板」という特殊な加工を施したアクリル板を通し、光を屈折させて盤面全体を均一に光らせております。
導光板にはドット柄のプリントが施されております。
背面には光を反射させるシートがついております。
この導光板を使用することで、少ない電力でムラなく均一な発光させることが出来ます。
LEDの素子はサイズや明るさによって使用する数が違います。
例えば、A4サイズであれば短辺に1本だけLEDを設置しますが、A2サイズの場合は短辺に2本、A0サイズは4辺全てに設置するといったような形です。
自作するためのパーツ
弊社のLEDパネルは下記パーツで構成されております。
※最もシンプルな「ADアルミフレーム」の場合です。
・導光板
・LED素子
・フレーム
・アダプター
導光板
セットするメディアのサイズより大きなサイズで用意します。
今回は LEDパネル の中では比較的小型のA3サイズを作成しますので、314×413mmの導光板を用意致しました。
自作するためのパーツの中でこの導光板を用意するのが、一番難しいかもしれません。
ホームセンターやAmazon、楽天などでは販売されておりません。
導光板を販売している専門のサイトやモノタロウなどで探すしかありません。
導光板の背面に反射シートを貼ります。
両面テープで貼ってしまってかまいません。
LED素子
A3サイズの場合は長辺に1本設置します。
長辺の長さ420mmくらいのLEDを用意します。
LEDはテープ状のものが市販されておりますので、そちらを使用していただくのが良いと思います。
弊社の場合はLEDの素子にアダプターと接続するための電源コードをハンダで結線しております。
LEDテープの場合は、結線が必要ないプラグで接続できる仕様になっているものがありますのでこちらを使用すると楽です。
フレーム
LED素子は点灯させると基盤側に熱を持ちます。
以前のLEDは砲弾型と呼ばれる電球のようなタイプでしたが、現在はチップ型のLEDを基盤に実装したSMD(Surface Mount Device)が使用されております。
LEDは熱くならないということを耳にしたことがあるかもしれません。
LEDのチップ自体は熱くなりませんが、基盤側は熱くなりますので、この熱を放熱する必要があります。
熱が逃げないとLEDの寿命が早まる可能性があります。
アルミフレームという商品は熱伝導率のよい金属製のフレームのため、フレーム全体を通して放熱を行っております。
専用のアルミ製のフレームを用意することは難しいと思いますので、コの字型のアルミチャンネルやL字型のアングルなどを使用するのが良いと思います。
こちらはホームセンターや通販サイトでも販売されております。
アダプター
LEDに電気を供給するためのアダプターを用意します。
弊社のLEDパネルの場合は12Vと5Vの2タイプございます。
A4サイズ以上は12V、A4サイズ未満は5Vのタイプを使用致します。
A3サイズの場合は12V0.6Aのアダプターを使用します。
市販のLEDテープを使用する場合は、セットになっているので別で購入する必要はないです。
作り方
ここからは用意したパーツの組立て方法について記載ます。
結線の際にハンダが必要な他、補強用にシリコンのコーキングガンがあると便利です。
工程①
導光板の背面に反射シートを貼ります。
反射シートの端に両面テープを貼り、導光板に貼っていきます。
弛みが出ないように貼っていただき、剥がれないようであればOKです。
工程②
LEDの素子をアルミのフレームに取付けます。
フレームの長さが合わない場合は、事前にカットして下さい。
ホームセンターなどで、カット可能です。
導光板の側面にLEDがまっすぐくっつくように取り付けます。
LEDテープの場合は、フレームにそのまま貼りましょう。
テープタイプではないLED素子の場合は、素子の裏に両面テープを貼り、フレームに取付けましょう。
工程③
LEDを仕込んだフレームを導光板に取付けます。
弊社のアルミフレームの場合は、導光板とフレームにネジ穴を開け、ネジで取り付けますが、シリコンガンを使ってフレームを取付けてしまっても良いです。
簡易的につけるなら両面テープでもある程度は固定できます。
工程④
LED素子に電源を供給するための電源コードを取り付けます。
ハンダで電源コードとLED素子をくっつけます。
市販のLEDテープの場合は、ワンタッチで電源コードを取り付けられるため便利です。
後はコンセントにアダプターをさすだけで点灯します。
点灯
無事点灯させることが出来ましたら、好きな絵や写真を飾りましょう。
バックライトフィルム
ポスターや写真をセットすれば、お店の看板みたいにキレイに飾ることが出来ますが、更にキレイ見せたいのであれば、バックライトフィルムへの印刷がおススメです。
バックライトフィルムは、電飾看板用の乳白色のフィルムです。
ポスター等と比べ透過性が高いので、より明るく鮮やかに表現することが可能です。
通販でフィルムを購入し、インクジェットプリンターで印刷することも出来ますし、印刷屋に依頼して印刷してもらうことが出来ます。
弊社でも印刷のみのご依頼も承っております。
長く使用していただくためのマットラミネート加工を施して、販売しております。
飾るための一工夫
LEDパネルを壁に飾るための金具をLEDに取付けると汎用性が広がります。
または卓上用のスタンドに置いて飾っていただくのも良いと思います。
100円ショップで写真のようなスタンドも売っておりますので、是非試してみて下さい。
自作が難しいと感じたら
LEDバックライトパネルの自作方法について紹介致しましたが、正直なかなか自作するのは難しいと感じた方も多いかと思います。
特にパーツの用意に手間がかかるのがネックです。
そういう方には、購入後すぐにご使用いただける商品がございますので、そちらがおススメです。
商品紹介
今回は最もシンプルなアルミフレームを作成しましたが、それ以外に見た目がキレイなアクリルフレームや屋外で使用できる防水仕様のLEDパネルもございます。サイズも人気のA1サイズや更に大きいA0,B0サイズまでバリエーション豊富です。
人気の商品はコチラです。
ADアルミフレーム:4辺開放式のタイプです。いわゆるポスターフレームにLEDが付いたものになります。軽くて丈夫なため、様々なシチュエーションでご使用いただけます。カラーバリエーションは、シルバー・ブラック・木目調の3種類ございます。
CAアクリルフレーム:アクリルの枠から漏れる光がキレイなフレームです。展示会やカフェのメニュー板として人気のフレームです。
ソレイユアルミ完全防水防犯扉式:防水タイプのLEDパネルです。店舗看板として人気の商品です。建物の壁面に取付けて使用することも可能です。
まとめ
LEDライトパネルを自作するために必要なパーツと作成方法について紹介致しました。
必要なパーツこちら
・導光板:用意するのが難しい
・LED素子:テープタイプなど簡単に購入できます。
・フレーム:アルミ製のチャンネルやアングルで代替可能です。
・アダプター:LEDテープに付属でついている場合が多いです。
作成方法は以下の通りです。
・導光板に反射シートを貼る
・LED素子をフレームに貼る
・LEDを貼ったフレームを導光板に取付ける
・LEDにアダプターと付ける
点灯後は、
バックライトフィルムに印刷するのがおススメです。
壁に吊るすための金具を取付けたり、スタンドに飾りましょう。
ただし、パーツの用意や作成は難しいため、完成しているLEDパネルを購入するのも一つの手です。
アルミフレームやアクリルフレーム、防水タイプのLEDパネルを取り扱っているので、こちらも是非ご検討下さい。